個別指導塾の殿堂

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背伸びをする

背伸びとは、難しい問題に取り組むことを意味します。現在の入試では、公立高校や一部の私立を除いて、試験に出される問題は、文部省選定の学校の教科書の問題より遥かに難しくなっています。ですから上位校に合格するためには、難しい問題を解く演習をしておかなければなりません。難しい入試問題は、解答を見ただけではわからないのが常ですから、教科書や参考書を使ってその解法をじっくり考え、自分のものにしていく地道な努力の積み重ねが必要です。特に大学受験においては、そうした忍耐力のいる作業を長く続けて初めて実力が培われます。受験学年になったら、教科書レベルでは満足せず、積極的に難しい問題にも取り組んで行きましよう。

受験である以上結果が求められる

「問題は小分けにして考える」とは、いろいろな問題をひとくくりにして、いっぺんに解決しようとせず、問題を小さく分けて取り組むということです。例えば、受験生をもつご家庭では内紛が起こることがあります。お父さんは働き盛りで忙しいし、お母さんだってお父さんが仕事で手を抜けるほど甘くないことを知っています。こうした状況では、お父さんの事情、お母さんの事情、お子さんの事情、個別指導塾の事情などがいっしょくたになって、家庭内がぎくしゃくしてきます。そんなときは、問題を小分けにして、対応していくことです。抱えている問題がいくら大きくて困難なものであっても、小分けにしてしまえば大したことはありません。大きな困難の前で立ちすくんで一歩も前に出られないより、小分けにした小さな問題を解決して少しでも進歩する方がはるかに生産的です。小分けの視点で一番重要な視点は、結果とプロセスを、事実と感情とを区別して把握することです。受験である以上結果が求められるわけですが、そこで求められる結果はこどもの努力に応じた柔軟なものでなければなりません。こどもの将来を決めるには早すぎますし、むしろ勉強のプロセスを楽しむことの方がこどもの能力を伸ばすからです。また、人は感情の動物ですから、一見冷静に物事に対処しているように見えても、それは感情の抑制なしにはあり得ません。こどもも大人と同じく生身の人間であるということを常に意識しておくことが大切です。

予備校の体験授業を受ける

予備校の体験授業を受けるとき漫然と授業を受けるだけでは損をします。体験授業はたいてい二回ほど受講できますので、その二回の授業でありったけの情報を得ることが大切です。まず板書の仕方。講師が板書したとおりにそっくりそのままノートに書き写しましょう。雑な板書はノートに書きうつしても、復習のさいに役立ちません。つまりノートをとる意味がないのです。また、講師が板書を書き写す時間をきちんととってくれるかどうかもチェックしましょう。生徒がいかに授業を理解しやすいかを工夫できない講師は避けたいものです。授業中の講師の言葉にしっかり耳を傾けましょう。指導がわかりやすいことは当然の前提です。生徒一人ひとりにきちんと目を配っていますか?おしゃべりをしたり、ぼんやりしている生徒をほっておく講師は指導力に問題があります。適度に生徒に質問をしたり、問題を解かせたり、雑談をはさんだりなどして、メリハリある授業ができる講師が望ましいでしょう。けれども、集団授業はある意味でパフォーマンスでもあります。パフォーマンスが上手か下手かということで、ごまかされてしまうこともあります。多少、不器用でも誠意のある姿勢で授業をするかとうかを重視してください。

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